VOICE3-スタッフの声-
- 経歴を教えて下さい
- 鞄作りが好きで、この業界に飛び込みました。
東京の文化服装学院でバッグデザインを学び、卒業後はイタリア フィレンツェの鞄作りの工房にて4年間お世話になりました。
イタリア フィレンツェは、名だたるブランドの工房が多数あり昔ながらの伝統を継承した本物の職人が技を競う地でもあります。特に革製の鞄職人になりたくて本場での修行を決断しフィレンツェを選びました。
ETRO Sergio rossiの生産工場に籍を置き、職人としての技術を学びました。帰国後は、もちろんバッグメーカーへの就職を探すべく まずは母校である文化服装学院へ相談に行きました。恩師である、玉那覇先生のバッグ工房でアルバイトをしながら私の将来の夢や希望を先生へ相談しました。
そんな時、豊岡のLABORATORYを紹介されました。
- 入社のきっかけは?
- 恩師である玉那覇先生は、現在は当社の部長。
玉那覇部長の高い技術を「いつかは超えたい…」そんな思いを実現できる環境が豊岡にはありました。豊岡には、良い鞄作りに必要な設備や道具が全て揃っていました。さらに田舎町ならではの何にも無い所(笑)が鞄作りに没頭できる理想の環境として最適だと思ったからでした。スタッフのモノづくりに対する意識や技術も高く会社見学をさせてもらってから決めるまで時間はかかりませんでした。豊岡は鞄の生産量日本一を誇る一大産地です。当社のある鞄団地には十数社の鞄関連企業が軒を連ねる刺激的な場所です。鞄作りのありとあらゆるものがこの狭い豊岡の中で手に入ります。鞄づくりのプロを養成する学校や、鞄の神様、鞄ストリート等 鞄好きにはたまらない場所ではないでしょうか?
- 現在の仕事内容は?
- 鞄づくりに関する全てに携わっています。革漉き、型起こし、縫製、仕上げ等 完成まで全ての工程を行なっています。学校やフィレンツェで学んだ事が最大限に生かせる仕事につかせていただいています。
当社の基本方針は、全ての工程を分業する歯車的な組織では無く、一人一人が高い能力を持ったプロフェッショナルとして鞄づくりの全ての経験を積みます。
ここが、他社とは違うコニーらしさだと思います。
- 今後の夢や目標は?
- 「チャレンジ」この言葉の元、新しい鞄を開発したり、職人としての技術に磨きをかけたり。さらにモノづくり以外の事も学んで行きたいと思っています。
入社面接の時に、将来の夢である「自分の工房を持ちたい」、「独立したい」という思いを社長へ告げました。それでも 快く引受けてくれた社長、温かい目で見守って下さるスタッフの皆様に感謝しております。
小さくても、自らが立ち上げた工房を開き そしてコニーとも一緒に仕事が続けていける関係を目指して頑張ります。
- 入社を考えている皆様へ一言
- 当社は、純粋にモノづくりが好きな人にとっては最高のステージだと思います。志の高い人メンバーと共に最高の鞄を作りましょう!