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裁断機の板について

6年ぶりぐらいに今年は大雪だったなぁ~と感じる冬をすごしました。

 

 

あれだけ車の通行を妨げていたたくさんの雪も、3月に入りおおかた溶けてきました。

 

 

コニー株式会社本社のある豊岡市には、神鍋高原というスキー場があります。ウインタースポーツをしない私にはあまり縁はありませんが

 

 

今シーズンのスキー場は例年以上に賑わっていたのではないでしょうか~~~!!!

 

 

 

どーも、ご無沙汰しております  Aoneの中村です。

 

 

 

今回は、何度か紹介しております裁断機の板についてご紹介したいと思います。

 

 

生地の裁断をする際には、裁断物の形をした刃型と呼ばれるものをプレスします。

 

 

その時に、裁断物の下に敷くものを合成板と呼びます。

 

 

合成板は、硬いですが非常に柔軟な板のため、何度でも繰り返し裁断することが可能です。

 

 

しかし、ずっと使っていると画像のように、刃型の跡が残ってしまいます。

 

 

合成板削り2

 

 

そのような状態になると、裁断物が刃型の跡の溝に入り込んしまい、裁断物がきれいに裁断できなくなってします。

 

 

合成板1枚でも、非常に高額なために簡単に買い換えるわけにはいきません。

 

 

合成板には、様々な種類や大きさがありますが

 

 

現在Aoneで使用しているものは、約2cmの厚みがあり、両面が裁断に使用可能です。

 

 

そして、ある程度使いザラザラになった合成板は、専門の業者に削りに出すことができます。

 

 

そうすると、画像のような状態で一面が削られフラットな状態で戻ってきます。

 

 

合成板削り3

 

 

コストも新しいものに買い換えるよりも抑えられます。

 

 

削りに出すにも限界はありますが、うまく使用していけば両面3回ずつ計5.6回は削ることが可能とのことでした。

 

 

刃の高さを間違えて調整してしまい、深い溝をあけてしまったら、削ることができる回数も減ってしまいますので

 

 

要注意です。

 

 

新品の合成板と何度か削られた合成板を比べてみると画像のようになります。

 


合成板削り1

 

 

少しでも多く削られるように、丁寧に確実に裁断していくことが大切ですね!!

 

 

 

それでは、今週もがんばって生産していきます~!

 

 

 

失礼します。

2017/03/05| TOPICS

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