刃型の改良で効率UP
母親が最近申し上げておりました。
豊岡の夏が終わると、冬だ!と・・・
ようこそ。
豊岡に冬がやってきました。
朝寒くて、何を着て行けばいいのかわかりません。
どーも、Aoneのナカムラです。
半袖で外回りをしていた季節が懐かしい限りです。
さて、本題に入ります。
本日も、なかなか伝わりにくい裁断の話をさせていただきます。
最近、弊社では生地の1枚抜きを行う機会が多くあります。
生地の裁断は、一般的に重ねて裁断を行うことが多いですが
柄のある裁断に関しては、縦横・上下・左右1枚ずつ柄に合わせて裁ちます。
1回の裁断で、10枚抜けるか1枚しか抜けないか・・・
作業時間に大きな差が生まれます。
というこで、今回1枚抜き用の刃型を改良しました。
中央に5mmほどの隙間があります。
この幅が柄と平行の幅になっており、
1回のセットと1ショットで2枚抜くことができます。
セットに少し時間がかかりますが、概ね半分の作業時間となりました。
小さなパーツの場合には、今回のような刃型の改良を行うことがよくありますが
生地の裁断用に、改良することはあまりなく
刃型の製作を依頼しているメーカー様に感謝感謝でございます!!!
単純に考えると、「じゃあ、もっと刃型をつなげてみたら??」という考えにたどり着くかもしれませんが
生地の織り具合が斜めになっていたり、大きくなるとセットに時間がかかるため非効率になります。
いつでも柔軟な発想ができるようになりたいものです。
それでは、10月も寒さに負けずにがんばります!!!
2017/10/07| TOPICS