専門用語と分かりやすさ
もうすぐ7月も終わろうとしていますね。
相変わらず猛暑は続いているのでまだまだ水分補給などこまめな熱中症対策は必要になりそうです…….
どうもラボラトリーの黒川です。
今回は専門用語について思ったことを投稿します。
様々な業種が存在する今の世の中ではそれに伴って専門用語というものが存在します。
鞄業界にも数多くの専門用語が存在し、その中でも普段の生産の中でよく耳にするのが鞄のパーツ名称です。
入社当初は「○○持ってきて!」と指示されてもそれが何を指しているのか分かりませんでした。
しかしその単語の意味とパーツの形を理解するとなるほど、これはおぼえやすい…と思うようになりました。
名称の一部を紹介します。
例えば鞄本体の革、もしくは生地のパーツ。
生産現場で使用されている用語では鞄正面を「前胴」背面を「後胴・背胴」と呼ばれています。
他にもファスナーを開閉するために持つ部分は「引手」。
鞄に縫製されたファスナーのまわりを「口前」と呼ぶ事もあります。
私がこれらの名称でふと思ったことは身体の名称が割と使われていることに気づきました。
確かに身体の名称があることによって、そのパーツがどこで使われるのか連想しやすいのだと考えられます。
はじめは覚えるのに手間取っていたパーツも今では単語の意味を理解することによって記憶できています。
身体の名称とは違いますが個人的に興味深いと思ったのが、出荷や販売の際に鞄が型崩れしないように詰める紙の名称です。
「あんこ」
当初その単語を聞いてまんじゅうでも食べるかと耳を疑いましたが、これも意味を考えてみると納得できます。
「中に詰める物」を考えてみると「具材」などがイメージしやすいので、そう考えてみると「あんこ」は連想しやすく言葉に出しやすい単語だなと改めて実感します。
意味の伝わりやすさや、文面での文字数の少なさで重宝されているであろう専門用語。
みなさんの職場ではどのような言葉が使われているのでしょうか?
探してみるのも面白いかもしれません!
2018/07/28| TOPICS