クリッカーとプレスの使い分け
こんにちは。
生産部Aone裁断の谷淵です。
新年度の始まりにふさわしく、最近は暖かい日が増え、随分と春らしくなってきました。
一方でまた緊急事態宣言が出てしまいそうな雰囲気に少し心配もしています。
でも、仕事はおかげさまでプライベートブランドとOEMとで、毎日忙しくさせていただいています。
今日は裁断の機械についてお話します。
裁断ではほぼ鉄でできた「刃型」を使って生地を抜いていきます。生地を抜く為には機械を使用します。
「刃型」には小さいものでは2~3cmくらいのものから、大きいものでは90cmくらいのものまで使用します。刃型のおおきさによって、機械も使い分けます。弊社ではクリッカーとプレスを使用しています。クリッカーはコンパクトで小さいものや革の一枚抜きなどに使用します。プレスはスライド式のものと上下に動くものを使用しています。こちらは機械自身も大きいので、大きい抜き型を使用するときや、何枚も生地を重ねたもの、芯材などを抜くときに使用しています。画像はクリッカーでプライベートブランドの革を抜いた様子です。
素材や大きさによって上手に使い分けをしないと裁断もうまくいきません。これからもいろいろな生地の裁断にチャレンジしていきたいと思っています。
2021/04/23| TOPICS