鞄の糸処理
こんにちは!
ラボラトリーの福西です。
肌寒い日が続きますが、皆さん体調は崩されていないでしょうか?
さて、今回は糸処理についてご紹介したいと思います。
糸処理とは、縫製後に、ほつれないよう、不要な糸を焼き留める作業です。
2つの方法をご紹介します。
1つ目は、ライターを用いる方法です。
短く糸を切り、ライターで炙ります。
炙るだけではほつれてしまう為、指でしっかり押しつぶします。
この方法は、表に見えない部分によく用います。
2つ目は、電気ペンを用いる方法です。
電気ペンを写真のように使い、溶かしながら、くっつけます。
ペン先が細く、ライターのように炎が出ない為、細かな作業に向いています。
注意しなければいけないのは、温度です。
変圧器を使い、温度調節をするのですが、高過ぎると、焦げたり、糸がプツっとすぐ切れてしまいます。
このように、2つの方法を使いわけています。
下作業ではありますが、糸がほつれないようにする大事な作業です。
毎日する作業ですが、早く、確実に作業していきたいと思います。
2017/10/20 最終更新日:2017/10/21| TOPICS