革の講習会
こんにちは!CREEZAN 福西です。
先日、革の講習会に参加しました。
内容としましては、大きく分けて以下の4点を中心に講義が行われました。
・革の製造方法と特徴
・革特性、革の取り扱い
・エキゾチックレザー
・日本エコレザーについて
教本だけでは身に付かない、技術者ならではの講義は非常に興味深いものでした。
個人的に興味を持ったのは、普段見る事が出来ないエキゾチックレザーと、革特性でした。
エキゾチックレザーとは、ワニ革(クロコ)、ヘビ革、駝鳥(オーストリッチ)などをさします。
珍しいものでは、象、鮫、オットセイの実物の革も見る事ができました。
ワニ革も、ワニの種類によって風合いが全く違います。最高級のものはスモールクロコというのですが、品のある表情でした。
革特性では、革には必ずある、トラ(横筋)や虫さされ跡について話がありました。
海外のブランドでは、こういった革本来のシワや傷を不良とはせず、むしろ本物の革を使っているという証として価値のあるものだと販売している所もあるようです。
日本では、こういったものを傷物だという風潮があります。しかし、革本来の良い所だと思う事ができれば、より革製品を楽しむ事ができるのではないでしょうか。
品質も保たなければいけないので、なかなか線引きが難しい所ではありますが、こういった事をお客様にもお伝え出来るよう、日々知識を増やしていきたいとおもいます。
2019/10/29 最終更新日:2019/10/30| TOPICS