革のシボ
こんにちは!PB事業部の福西です。
11月も下旬にさしかかり、秋もあっという間に終わってしまいそうですね…
過ごしやすい季節もあとわずかと思うと寂しいです…。
さて、今回は革のシボについてお話したいと思います。
革を扱っていると日常的に使う言葉なのですが、皆さんは聞き慣れない言葉だと思います。
シボとは、簡単に言うと、革の不規則なシワ模様の事をさします。
シワの加減が荒いものと、細かいものがあります。
これは荒いからといって、品質的に悪いものでは決してありません!!
シボの加減で表情が変わるので、その違いも楽しみの一つです。
ただ、生産側の目線で話をすると、シボの加減を合わせるというのは、非常に手間のかかる作業です…
パーツごとにシボがバラバラなので、一つの鞄として統一感が出るように、シボ合わせをします。
この一手間を惜しまないのが、より良い鞄を作る為には必要なのです。
生産では、シボが荒いもの、中間、細かいもの、の三種類で分けます。
その後、一つ一つ表情を合わせていきます。
革の鞄をご購入される際、在庫などがあれば、自分好みのシボ感の鞄を探してみてはいかがでしょうか?
季節的にも、革の鞄を持ちたくなる季節です!
お気に入りの鞄で出かけられる日が早く来てほしいですね。
それを楽しみに、日々の生産を頑張りたいと思います。
2021/11/19 最終更新日:2021/11/26| TOPICS