1000人の小人と生産を管理する
こんにちは橋本です。
いよいよ2018年も大詰めですね。
冬の豊岡といえばなんと言っても蟹。私も先日、今シーズン初の蟹を食べたのですが美味でした。
是非冬の豊岡に足を運んでみてはいかがでしょうか?
ではまた来月に。
って終わりそうになりましたが、
今回は最近本で読んだ「小人」について書きたいと思います。
小人といえば、何をイメージしますか?白雪姫に出てくる7人の小人とか有名ですよね。
自分が寝ている間に仕事を終わらせてくれる。そんなファンタジックな話をしたい訳ではありません。
仕事を着手しやすいよう細分化するのに、とても重要な話です。
ここでの小人は自分の小人(分身)で、心の中にその小人を1000人想像するということです。
では1000人で生産管理していると想像して、「この資材発注お願いできる?」と小人1に聞いてみる。小人1が「できるよ」と言うと、隣に居る小人2に別の資材を頼むと「できるよ」と言う。
そうして小人3が「私だってできる」と言い始めると「各資材発注ができる」小人集団が形成される。
そこから次第に、「各お客様にアポイントを取れる」という集団や、「各現場へ交渉できる」という集団ができてくる。
そうなると自分の分身が1つ1つ小さくても達成することに自信がついて、「新しい案件だってできる」という小人も現れてくる。そうなると全体で「生産管理ができる」という意識に変わっていく。
今のは生産管理に置き換えてみた話ですが、どの分野にも応用できると思います。
これをたった一人の自分だけを主体として捉えてしまうと、一人で「資材発注も、アポイントも、現場交渉も、新案件も。。。etc」何から何までやらなきゃいけなくて気が重く、できない部分にフォーカスして不安になってしまいます。
行う内容は同じでも、捉え方次第で全然変わってしまうことがお分かりいただけたかと思います。
私は普段から仕事を着手しやすいよう小分けしているので、内容としては小分けと変わらないのですが、
この方法はとても堅苦しくなくイメージしやすいので面白いと思い共有してみました。
何か仕事が滞っている時は、小人一人に対する負担が大きいのだと思います。笑
この本を読んで、たまには肩の力を抜いて、同じ作業もイメージを転換することで、
今までとは少し違った風景が見え視野が広がる実感がありました。
常に世界中がネットで繋がり、やることの多い時代、
内容を多角的に捉え楽しみながら進んでいきたいと思います。
ではまた。
橋本
2018/11/16 最終更新日:2018/11/28| TOPICS