こんにちは!
CONY ARCSの細川です^_^
鞄製造に限らず、私たち縫製業にとって欠かせない機械である”ミシン”ですが、
20代の私にとっては、物心ついたときから当たり前のようにミシンがありました。
そもそもミシンの始まりはいつなんだろうとふと疑問に思ったので、
ミシンの歴史を調べてみました!
まず”ミシン”という名前は英語のsewing machine(ソーイングマシン)のmachineが変化してミシンになったそうです。
和製英語だったんですね~
当時日本では裁縫ミシンと呼ばれていたそうです。
1790年頃、イギリスで1本の糸で連続して鎖状に縫い上げるチェーンステッチミシンが発明され、
それが実用第一号のミシンだと言われています。
その後、1810年にドイツの靴職人がミシン針の先に糸が通せる穴が開いた針を発明したり、
1830年にフランスで刺繍ミシンが発明されたりと、
やはりミシンの歴史はファッション大国のヨーロッパからスタートしているようです!
ただ、戦争時代の当時はファッションではなく、軍服を縫うことが主流だったみたいです。
そして、発明の元祖がヨーロッパであるのに対して、
それを商業として製品化していったのはアメリカ!
150社以上の企業があったようですが、有名なシンガー社が圧倒的だったようです。
かなり抜粋していますが、思ってた以上に関わっている国も多く、発明者や企業も沢山ありびっくりしました!
一気に書ききれないので、次回日本編も書きたいと思います!
2017/07/22 | TOPICS
先週7月1日を迎え、Aone事業部発足からあっという間に2年目がスタートしております!
この1年間を振り返りますと、ラボで配属していたときとは
生産するものが変わり、一緒に働く人も変わり、今まで交流のなかった
外注の方とも関わるようになり、激動の1年間となりました。
はじめの3ヶ月間は、引継ぎ等で前任者と一緒に外回りをしていたこともあり
わからないなりに日々を過ごしておりましたが
9月以降は、毎日・毎時間・毎分
判断・行動の連続で、時には自分の未熟さを痛感しておりました。
月日も流れ
ここ最近では、豊岡の鞄業界で顔馴染みの繋がりも増えてきて
車ですれ違う際に、手を振ることも多くなりました。
そのたびに、カバンのまちの鞄屋で働いていることを実感します。
色々な生地・色々な鞄を作っていると課題が多く発生します。
ミシン屋さんに相談するのはもちろんのこと
この1年間で関わった方々の情報・アドバイスのお蔭様で
無事2年目のスタートを切ることができております!!!
まだまだ始まったばかりのAoneですが
今後ともよろしくお願いいたします。
以上、Aoneのナカムラでした。
天気は悪いですが・・・
会社の駐車場にコウノトリがいました。
2017/07/07 | TOPICS
どうも橋本です。
私は標題のように生産管理とは別に、
社内のデザイン業務を並行して行っております。
デザイナーと言ってしまうと少々大袈裟ですが、、、
社内で立案される企画の製作補助であったり、
弊社プライベートブランドCREEZAN (http://www.creezan.com/) の直営店に使用する
看板やポップ、ポスター、メニュー等を作ったりという内容です。
というのも、私が個人的に Adobe社 の Illustrator CS6を
所有しているところから始まりました。
自らデザイン業務を志願する程の腕前では無いのですが
OEMという会社の性質状、
Illustrator のようなソフトを使える人は希少なようでした。
この様に意図せずとも、自分のこれまでの能力が役に立つことは
仕事に慣れていない新人にとってとても嬉しいことです。
よく聞く言葉ですが、
これまでの経験が点となり、
思いもよらないところで点と点が繋がって線となるようなことを
この歳になると感じます。
これから先もこの点を増やし、
上手く繋げて線にできるよう
丁寧に日々を過ごしていきたいと思います。
橋本
2017/07/01 | TOPICS
CONY ARCSの細川です(^^)
先月のことですが、久しぶりに豊岡の本社へ出張へ行ってきました!
今回はなんと、飛行機で日帰りというハードスケジュール。
本社から車で15分ほどの山の中に但馬空港があるのですが、
東京からだと大阪の伊丹空港で乗り継いで、30人ほどしか乗れないプロペラ飛行機で向かいます。
個人的には両脇にプロペラがついた小さな飛行機に乗るのは10年ぶりくらいで、
結構テンションあがりました!笑
パシャパシャ写真撮りまくりました!笑
頭の中で魔女の宅急便の曲が流れてました!笑
今回の出張は、私がサンプル生産を担当していた商品の量産がスタートするため、
本社の工房の方に生産指導をするために行ってまいりました。
まず縫製工程や注意点を説明しながら、1本通して生産をします。
その様子を見てもらい、しっかり理解をしてもらった上で、
実際に量産の縫製をする生産メンバーに数本通して縫製してもらい、
ここはこうした方がやりやすい、こうした方が効率がいいなど、
意見を言いながら流れをつくっていきます。
量産をしながら気付けることもあるので、生産メンバーからの意見もすごく大事です!
今、ARCSでもその新規アイテムを量産中で、
まず各工程にはどのくらいの時間がかかるか、
役割分担、段取りを掴むために少量からスタートして、
日を追うごとに1日の生産数を徐々に増やしていっています。
1日で何本生産が出来るかが分かれば、納期に向かってのスケジュールも立てることができるので、
どの工程でもストップウォッチを使って、1本に何分かかるか、10本で何分かかるか、
時間を把握することが重要になってきます。
iphoneのストップウォッチのラップ機能がすごく便利!
けど、電池の消耗が半端ないです!笑
毎日のノルマを達成できるように、私も具体的な目標をもって日々頑張ります!
2017/06/16 | TOPICS
今週は非常に暑い1週間でございました。
豊岡市は、冬は寒く夏は暑い。夏といっても5月から暑いです。
日差しがきついだけでなく、梅雨になると盆地特有の湿気に体力を奪われてしまいます。
どーも、Aoneのナカムラです。
一昨日からAoneに異動して2年目がスタートしております。
コニー株式会社Aoneになってから、来月で2年目となりますが、私は引継ぎもあり
6月からAoneでお世話になっております。
振り返ると、あっという間の1年間で
できたこと・できなかったこと・・・・・・
2:8の割合でできなかったことが多かった感じております。
まだまだ伸びしろがあると信じて引き続きがんばります。
最近の仕事の状況は、社内で一貫して生産できることが多くなり
社内で過ごすことも増えてきました。
とはいえ、1日中生産に入ることができませんので
生産のラインに入るというよりも、一人で完結するものや
パーツ縫製などが多く、まだまだ鞄職人としての道は遠いようです。
まだまだ始まったばかりなので、酸いも甘いも経験していきたいと思います!!!
生地に手打ちで穴をあける作業やスライダーを後付けするなど
普段なかなか経験しないようなこともしております。
今月もがんばっていきます
2017/06/03 | TOPICS
どうも橋本です。
早いもので5月も末になり、
2017年も中間地点に差し掛かろうとしております。
1日1日の流れに慌ただしさや慣れが生じると、
時間の経過が早く感じると言いますが、
これも生産管理の仕事や環境に馴染み始めたからなのだと感じ始めております。
今日はそんな馴染み始めた1日(5/26)の流れを
実際に私が日々作成しているTO DOリストのように
箇条書きで書きたいと思います。
〇5/26のTO DOリスト
- 朝礼後、メールをチェック、返信
- 前日の業務を見返し、今日のTO DOリストを制作
- 納品された革の加工物や裁断物を検品
- 外注さんからのお見積りの内訳を確認、打ち合わせ
- 外注さんに出向き商品受け取り
- 外注さんとの納期を確認、相談
- 報告点や疑問点を上司に報告、相談
- オープンするショップのカフェメニューのサンプル作成
- 上司からのお客様引き継ぎ、対応
- 納品された商品の整理
- 検品後の材料を外注さんへ発送
簡略化しますと上記のような1日でした。
合わせて新人ならではの、常時電話応対をしております。
徐々に電話にも慣れ、お客様のお名前も覚えられるようになってきました。
やはりまだ自身で考えた後に、上司に確認や相談をしながら
の業務になっているので仕事の遅さを実感している日々です。
しかし少しずつ前進していることも実感しております。
私の机も前回の投稿時より前進し、パソコンや資料が揃いました。
この前進している感覚を大事にして、日々を過ごしていきたいと思います。
橋本
2017/05/29 | TOPICS
こんにちは!
CONY ARCSの細川です(^^)
アークスは両国にあるのですが、いま両国国技館でちょうど大相撲が行われていて、
昨日も駅周辺が大賑わいでびっくりしました!
今朝も早くから行列ができていましたよ!
スー女(相撲好き女子)の友達に毎日お相撲さんが見られて羨ましいと言われます。笑
確かに自転車に乗ったお相撲さんをよく見かけますが、何とも可愛いです。笑
一度も相撲は見に行ったことがないので、せっかく国技館も近いことですし、
機会があれば是非見てみたいですね!
さて新年度は出逢いの季節でもあり、別れの季節でもありますが、
早いものでもう5月半ば。
アークスでも新入社員が増え、長年一緒に働いてきた仲間の旅立ちもありました。
そのため、私個人の仕事内容にも変化があり、より一層頭をフル回転中です!
基本的にはOEM鞄の量産で、ガンガンミシンを踏んでいますが、
その他、スケジュール管理や材料管理、修理対応、新人教育、ワークショップの準備などなど・・・
やることは絶えず山積みです!!
本社が兵庫県と離れていますが、密に連絡を取り合って、
しっかりコミュニケーションを取ることが大切だなと思います。
いまや、仕事でもLINEを使う時代。
簡単に画像のやり取りが出来たり、テレビ電話が出来たりと本当に便利な時代になったなとつくづく感じます。
来週からは新しい商品の生産が控えているので、
まずは東京のメンバーが連携を取り、スムーズに生産が進むよう頑張ります!!
2017/05/19 | TOPICS
こんにちは。 生産管理の井口です。
ゴールデンウィークも終わり1週間経ちましたが、休み明けから仕事は山積みです。
休んだ分だけ、なんとか自分を奮い立たせて頑張っています!
生産管理の仕事の中には、検品作業もあります。
検品は、弊社の優秀な検品スタッフがいますが、最終仕様の確認や最終判断等
各生産管理の担当者が最終判断をします。
主に、仕様確認・縫製のほつれ、傷、汚れ、金具の破損など徹底的に確認致します。
検品の時点で、不良商品をみつけられなければクレームも増え信用問題につながりかねないので
とても重要な業務になります。
お客様に満足していただける商品を届けられるよう日々頑張ります!!!
2017/05/15 | TOPICS
世間では、ゴールデンウィークやプレミアムフライデーなどで盛り上がっている今日この頃。
みなさまいかがお過ごしでしょうか??
Aoneのナカムラです。
さて、本日はブログのタイトルにもありますように、薄生地の縫製について学んだことをご紹介したいと思います。
現在Aoneで生産しております商品の中に、素材がポリエステルでできた
薄くてハリのある生地を使用したショルダーバッグがあります。
その商品の生産時の注意点として、裏生地と一緒に縫製するとシワになりやすいという特徴があります。
生地の特徴なのかもしれませんが、気になる人は気になると思います。
多種多様なカバンを生産しておりますと
このような思いもよらない問題が発生することは、多々あります。
そこで、今回試してみた方法が
①糸を変える
②針を変える
③ミシンを変える
と段階を踏みましたが、なかなかスッキリと解決しませんでした。
そこで、部長やミシン屋さんに相談したところ
針板を変えるという結論に至りました。
針板とは・・・読んで字のごとく!!!
ミシン針の通る板です。
画像にあります、中央の楕円形をしたものが針板です。
この針板には、サイズが色々とあり
左側が直径1.8mmの穴で右側の目盛りがついたものが直径2.6mmの穴の針板です。
小さいことではありますが、大きなことです!!
このサイズの使い分けるポイントと致しましては
まず最初に針の太さで使い分けます。
また、生地の厚みでも使い分けます。
ざっくりと説明しますと、生地を縫製する際に針が貫通します。
その貫通する瞬間に、生地もほんの少しだけ針と一緒に板の中に入り込みます。
穴が大きければ、その分中に入り込んでしまいますので
その結果、シワが入ってしまう要因となることが考えられます。
あくまで、ハッキリとした正解かどうかは、証明できませんが
上記のことを試した結果、商品の仕上がりはよくなりました。
また、皆様にご披露する日が来ると思いますので乞うご期待!!
デザイン・素材感・サイズ感・カラー、とてもお勧めです。
いつもは、外回り中心の私ではございますが、たまに縫製もしながら日々勉強しております。
生産で得た知識をまたご紹介いたします。
2017/04/28 | TOPICS